2012年2月9日木曜日

気仙沼の畠山さん国連で表彰

国際森林年:気仙沼の畠山さん「フォレストヒーローズ」に
国連森林フォーラム(UNFF)は8日、昨年の「国際森林年」を記念し、森林保護に貢献した「フォレストヒーローズ」の一人に東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市でカキ養殖業を営む畠山重篤さん(68)を選んだと発表。

畠山さんはカキを養殖しながら豊かな海を取り戻すために漁民による気仙沼湾に注ぐ大川上流域の植林活動「森は海の恋人」運動を続ける。「毎日新聞・震災フォーラム」のメンバーで、著書に「鉄が地球温暖化を防ぐ」などがある。
また、子どもたちを養殖場へ招き、環境教育のための体験学習を続け、その数は一万人を超える。

フォレストヒーローズはアジア、アフリカ、欧州、中南米、北米の世界5地域から計6人選出され、アジア地域で畠山さんが選ばれた。国連本部で9日に開かれる国際森林年閉会式で表彰される。
2月9日毎日新聞抜粋編集

畠山重篤さんが登場する
映画「海と森と里と-つながりの中に生きる」を上映させていただきます。
==========================================
2012 EARTH VISION 多摩~自然との共生~
地球環境映像祭/『セヴァンの地球のなおし方』特別上映
2012年2月25日(土) 東京・多摩市 パルテノン多摩
http://taenoha.com/ev
==========================================
映画「海と森と里と-つながりの中に生きる」
岩手・岩泉、一ノ関・室根、四国・吉野川流域の森と農村、宮城・気仙沼の海、東京湾にわずかに残った干潟・三番瀬を訪ね、山に、里に、海に生きる人びとの言葉に耳を傾ける。そして、自然の循環の中に営みを位置づける考え方に出会う。
世界中で自然資源が失われつつある今、人と自然とのかかわり、営みと営みとのつながりを考えます。
●作品に登場する方がた
工藤宏太(家具職人・岩泉純木家具代表取締役)
熊谷博之(農林業・元新月ダム建設反対期成同盟事務局長)
畠山重篤(牡蠣養殖業・「牡蠣の森を慕う会」代表)
大野一敏(漁業・船橋市漁業協同組合組合長)
小野寺 寛(農業・ひこばえの森水車村村長)

0 件のコメント: